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借地権解決事例9

物件所在:東京都豊島区
種類   :区分所有建物 居宅
処理形態:第三者へ売却

若い頃、文教地区内の借地権付区分所有建物を購入し使用していた依頼入(借地人)は、加齢とともに病に倒れ、子供がなかったため親戚の世話になりながら都外の病院で入院生活を送っていた。同建物は6戸連株式メソネット型集合住宅であったが、築40年を経て老朽化しつつも複数世帯の意思調整が難しく建替の目処が立だない現状にあり、土地所有者も法人・個人と転々とし現在は大阪の会社社長が地主となっていたが、遠方のため借地入とのコミュニケーションは希薄で交渉等が進まない状態で、毎月の地代収入のみで土地有効活用には程遠い状況を余儀なくされていた。

依頼人は、自己の万一に備え姪を相続人とする遺言書を残しておき、建替・売却もままならない当該建物及び借地権を存命の内に処置し、地代支払という煩わしさから自己も相続人も解放されることを希望していた。

まず、老朽化した連棟式集合住宅というマイナス要素を活用する形で、1戸のみの借地権譲渡に難色を示していた地主にアプローチした。『底地売却提案書』を作成し、土地売却につきあらゆる角度から検証を試みた結果を数パターン提示し、助言・協力することを提案したが地主が煮え切らなかったため通常の譲渡承諾請求に戻し、紹介した収益事業を希望する買受人を立てて借地非訟裁判に持ち込んだ。

その間、建物内に改修工事を施し、賃貸物件として入居者を募り準備を整えた。地主は裁判の中で買取る意向を仄めかしたが、金額が折合わず最終的には承諾料支払により譲渡許可決定となり、力建の紹介した買い手が無事当該建物を購入する運びとなり、現在も大家業で収益を得ている。

 依頼者は借地非訟手続き中に亡くなり、遺言通りに相続した姪が故人の遺志を継ぐ形で裁判を継続し、手続きを進めた結果、希望通り、借地権を売却することができ、長年使用していないにもかかわらず地代のみ支払い続けるという束縛から解放され、個人の供養もすることができた。

 

 

 

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