複雑な不動産の売却・買取なら株式会社パトリ 再建築不可・共有持分・借地権など他社で断られた案件も対応可能です

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「値段がつかない」と言われた不動産は、本当に手放せないのか|確認したいことと選択肢

「何社かに聞いたが、値段がつかないと言われた」「引き取るなら処分費用がかかると言われた」。相続した古い家や土地で、こうした話を聞いて、途方に暮れている方は少なくありません。
ただ、「値段がつかない」という言葉には、いくつか違う意味が混ざっています。意味を分けて考えると、次の一手が見えてくることがあります。
このページでは、言葉の意味、先に確認したいこと、持ち続けた場合のリスク、残る選択肢を整理します。

「値段がつかない」には、いくつか意味があります

同じ言葉でも、中身は次のように分かれます。

・その会社の売り方(仲介)では、買い手を見つけにくい

・建物の解体や残置物の撤去など、売る前に費用がかかる

・接道や権利関係の問題で、通常の買い手が融資を使えない

・本当に、土地として需要が乏しい

どれにあたるかで、次の手は変わります。「値段がつかない」と言われたときは、どの意味なのかを、理由と一緒に聞いてみてください。

先に確認したいこと

・道路との関係:敷地が建築基準法上の道路に接しているか(再建築不可かどうか)

・権利関係:共有名義か、借地か、相続登記が済んでいるか

・境界:隣地との境界が確認できるか

・建物と残置物:建物の状態、家財道具や荷物の量

これらは、売却価格だけでなく、「誰なら買えるか」を左右します。資料が一部そろっていなくても、状況を伝えれば整理できることがあります。

仲介と買取では、見るところが違います

仲介は、一般の買い手を探して売る方法です。買い手が住宅ローンを使うことが多く、接道や建物の状態が条件に影響します。

買取は、不動産会社が自ら買い取る方法です。買い手を探す手間がなく、現状のまま引き取ってもらえる場合があります。一方で、価格は仲介で売れた場合より低くなることが多いとされます。

どちらが合うかは、物件の状態と、急ぐ事情があるかどうかで変わります。両方の見立てを聞いてみる方法もあります。

持ち続けた場合に、起きうること

空き家のまま放置した場合のリスクとして、2023年12月13日に施行された改正空家法があります。

・放置すると特定空家等になるおそれのある空家は、「管理不全空家等」として、市区町村が指導・勧告できます

・勧告を受けると、その敷地は、固定資産税の住宅用地特例の対象から外れます

・住宅用地特例は、200㎡以下の部分で課税標準が1/6、200㎡を超える部分で1/3に減る仕組みです

・特定空家等は、命令に従わない場合、50万円以下の過料のおそれもあります

実際にどうなるかは、建物の状態と自治体の判断によります。気になる場合は、空き家のある市区町村の窓口に確認してください。

残る選択肢

・買取を相談する:状態が悪い、権利関係が複雑といった不動産でも、買取の対象になる場合があります

・隣の土地の所有者に聞く:隣地と一体で使える場合、需要があることがあります

・相続土地国庫帰属制度を使う:条件を満たす土地を、国に引き渡す制度です

・解体してから売る・貸す:費用と見込みを比べて判断します

国庫帰属制度の条件と注意点

相続土地国庫帰属制度は、2023年4月27日に始まりました。相続または遺贈で取得した土地が対象で、共有の場合は共有者全員で申請します。

・申請できない土地:建物がある土地、担保権などが設定されている土地、境界が明らかでない土地、土壌汚染のある土地など

・承認されない土地:管理に過分な費用がかかる崖地、地上や地下に撤去が必要な物がある土地など

・費用:審査手数料が土地一筆あたり14,000円(不承認でも返還されません)、承認された場合は負担金(標準的な管理費用の10年分を基に算定)

建物がある土地は、そのままでは申請できません。条件を満たすかは、法務局の相談窓口で確認できます。

判断が難しい点は、専門家に相談してください

権利関係の整理は司法書士・弁護士、税金は税理士に相談できます。どの専門家に聞くべきか迷う場合は、まず状況を整理するところからでも構いません。

まずは、状況をお聞かせください

「何社かに『値段がつかない』と言われた」

「共有名義や借地で、動けない」

「再建築不可で、売り先がわからない」

こうした段階でも、お気軽にご相談ください。買取できるかどうかは、理由を付けてお答えします。買取が難しい場合も、その理由をお伝えします。

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参考サイト

・国土交通省「空家等対策の推進に関する特別措置法の改正」関連資料

・国土交通省「住宅用地特例に係る空き家対策上の措置」資料

・法務省「相続土地国庫帰属制度の概要」

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